みなさんは筆記具って仕事で使ってますか??
もうこれだけデジタル化が進んでいるので、
メモなんてパソコンやスマホで十分だよ、とか
手書きなんてまるでしませんという方もいらっしゃると思います。
でもお話した通り、僕は手書きをよくします。
仕事柄、「どうやったらよいのだろう?」と
考えることが多いので、
思考を整理するためにも手書きは欠かせません。
なので、何で書くかということは非常に重要なポイントになり、
使うものには自然とこだわりが生まれてきます。
僕の場合、それは万年筆ということになります。
今回はその万年筆についてお話したいと思います。
万年筆の何がいいの?
学生時代はシャープペンを集めることが趣味でした。
※これについてはまた別記事で。
仕事をするようになってもしばらくはシャープペンだったのですが、
なんとなく学生気分が抜けないなーと
思い、大人といえば万年筆でしょーという安易な動機により、
万年筆を使うことにしました。
僕が使っているのは↓です。
名入れで愛着
2回目の結婚記念日に、
夫婦で色違いを購入し、無料で名入れしました。
名入れは無料な事が多いので、
万年筆購入の際は是非、名入れしましょう!
それで愛着が湧きまくる事請け合いです。
大人感
やはり、万年筆を使う理由の
第1位は大人感、というか高級感ですよね。
持っている姿の目に飛び込んでくる
万年筆独特のカッコよさがありますよね!
筆圧による文字の太さ調整
万年筆は、その構造ゆえに、
強い筆圧で太く、弱い筆圧で細く、
文字を書く事ができます。
文字を書きながら調整していける事も
魅力の1つですね。
書き味の良さ
万年筆のペン先は、
シャープペンや、ボールペンと違い、
金属そのものです。
そのため、文字を書いているときに
手に伝わってくる感触が、
よりダイレクトに伝わります。
紙を撫でているような書き味です。
これは他の筆記具には無い、
独特のものであり、
異次元な書き味を楽しむことが出来ます。
インク
インクの種類
万年筆を使用するにあたり、
インクの補充が必要になります。
インクには
・カートリッジ
・ボトルインク
の2種類があります。
カートリッジ
カートリッジは直接万年筆に差し込んで使います。
↓のようなものです。
僕は仕事でも万年筆を使用しているので、インクがなくなったとき、
すぐ交換できるようこのカートリッジを使用するようにしています。
ここで、注意すべきは、
カートリッジならどんな万年筆でもいいかというとそうではなく、
各メーカーによって形状が変わっています。
そのため、自分の使用する万年筆と
同じメーカーのカートリッジを購入する必要があります!
すぐに交換できて、手間がかからないというメリットがありますが、
色の種類が少ないというデメリットがあります。
ボトルインク
万年筆のインクというと、
むしろこちらを想像する方が多いかもしれませんね。
↓のようなものです。
これは、万年筆にそのまま注ぎ込んだりするわけではなく、
コンバータというインクのタンクのようなものを使用します。
ボトルインクを使用するメリットとしては、
とにかく色が豊富で、メーカーによる制限もないことです。
インク同士を混ぜて、自分の好みの色にする猛者もいます。
デメリットとしては、
カートリッジでメリットであった、
交換の手軽さがなく、コンバータに入れる一手間がかかるということです。
また、出先にボトル持っていくのもなかなか大変な事かと思います。
お手入れ
僕はあまりやらないのですが、
お手入れしてあげることで長ーく使うことができます。
なぜお手入れが必要なのかというと、
使用していると、
インクが流れている部分や、ペン先に
インクが固まってしまいます。
この状態ではインクが詰まったりする事が起きるためです。
ただ、お手入れと言ってもそんなに難しいことはありません。
水洗い
まずは、万年筆を分解して、ざっと水洗いします。
分解といっても、普通に手で外せる部分だけです。
インクの色が出なくなるくらいまで
水ですすぐ感じです。
つけおき
ペン先や、カートリッジやコンバータを
差し込む部分が完全に浸かるくらいの
水の量で、1日ほどつけおきます。
そうすることで、水洗いで落ちきらなかったインクが溶け出してきます。
ちょくちょく見ながら、
水がインクの色で染まっていたら、
お水を変えてあげれば良いかと思います。
よく乾かす
最後は、よく乾かすことです。
水気のあるまま、新しいインクを
流すと水でインクが薄まってしまいます。
なので、つけおきしたあとは、
1日ほどタオルの上などで放っておき、
よく自然乾燥させましょう。
FAQ
こんな時どうするの?についてです。
書けなくなったよ?!
万年筆は水性インクなので、
基本的には放っておくと固まってしまいます。
固まってしまっては、書くことが出来なくなります。
ちなみに、僕の使っている万年筆は、
キャップがなくノック式なのですが、
パイロット社独自の技術で、芯を引っ込めてる間にも乾きにくくなっています。
実際、乾いて書けなかったということはなかったです。
書けない場合の対処ですが、
ペン先をちょっと水につけてみてください。
これだけで、ペン先で固まったインクが溶けて再び書けるようになると思います。
それでもダメな時は、インクが無くなっていないか確認しましょう。
まとめ
ということで、
万年筆の使い方からお手入れまでを
お話ししました。
万年筆は普段から使うことで、
万年筆の人という個人のアイデンティティにインパクトを与えつつ、
お手入れしてあげる事で、
一生使っていけるものです。
各メーカーとも、故障した場合の
修理も大手文房具店でお願いすることもできます。
万年筆使った事ない方はこれを機に、
一度万年筆に触れてみてはいかがでしょうか?
もしかするとその魅力の虜になるかもしれませんよ?
それでは!
20代前半までは東京で音楽をやりながら両手の指以上の業種でアルバイト生活をしていましたが、某大手プロバイダのテレアポのバイトでPCの知識の無さに愕然とし、コンピュータをもっと知りたい!と思ったことをきっかけに25歳の時にITの世界に未経験で飛び込みました。
紆余曲折を経て、現在は個人事業主としてお仕事させていただいており、10年ほどになります。
web制作から企業システム構築、ツール開発など、フロントエンドもバックエンドもサーバーもDBAも依頼があれば何でもやってきた雑食系エンジニアです。
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